「民商まつり」が全国紙に掲載されました

▽「民商まつり」各地で大盛況

 「民商まつりの開催を通じて、民商と商売、地元を盛り上げよう」―。この秋、各地で開催されている民商まつりが、親子連れや外国人らの住民に喜ばれ、地元に彩りを与えています。

▽地域住民との触れ合い、交流に200人

▽第17回民商まつり

  群馬・伊勢崎佐波民商

 「作りたての料理、おいしい」「新鮮野菜をたくさん買えた」―。

 群馬・伊勢崎佐波民商は10月19日、粕川公園(伊勢崎市)を会場に「第17回民商まつり」を開催し、約200人が来場しました。

 実行委員長の細谷行輝さん(69)=機械設計=が「民商についてAI(人工知能)に聞いたら『中小業者でつくる営業と暮らしを守る団体です』という答えが返ってきて、うれしかった。まさに業者を守る大きな存在!」とあいさつし、会場を沸かせました。

 焼きそば、もつ煮、フランクフルト、唐揚げ、ポップコーン、金魚・メダカすくい、野菜販売など、支部ごとに特色ある模擬店を出店。赤堀支部が初出店したスイーツの模擬店では、かわいい「こども店長」の姿に、お客も笑顔に。シュークリームやチーズケーキ、クッキーなどが売れました。来場者は「作りたてで、おいししい」「新鮮野菜をたくさん買いました」などと話しながら、次々と店を回りました。近所の親子連れや外国人の姿も多く見られ、老若男女、多国籍な交流の場になりました。地域の人気バンド「かざぐるま」の演奏に、客席から踊り出す人も。

 最後は、お楽しみ大抽選会が行われ「コメが当たった!」「2回も当たった」などと大興奮。歓声と拍手に包まれ、閉会しました。

【全国商工新聞 2025年11月17日号】